シングリッシュは怖くない。よく出る17語一覧

シンガポール文化
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「シングリッシュってどんな感じ?」

「シングリッシュで知っておいた方が良い単語ある?」

という方向けの記事です。

シングリッシュには、特に初めの2ヶ月間戸惑いました。話し方のクセの他に、英語には無い単語が出てくるのも難しさの原因。今回は、私が出会った頻出語を紹介します。

ねこっち
ねこっち

読者様も、シンガポールにある程度いたらどこかで聞いたことがあるかもニャ。

シンガポールのローカルの人たちに混ざるとき、かなり速いペースでポンポンと短い文章がやり取りされます。

関連記事>>>シングリッシュが聞き取れない!原因と対策まとめ

はじめは、英語の言葉なのかシングリッシュなのかを区別するのも一苦労でした。知っておいて損はない単語を使い方とともに紹介します。

筆者は、その土地の言葉を少し話せると、現地の人との距離は近くなると信じています!

※なお、けっこう個人的見解も含まれているのでご参考程度にでお願いします☆彡

シングリッシュの言い回し頻出5選

Ok la (オーケーラ/オッケーだよ)

いわずと知れたOk la。本当に使われている場面にはじめて出会ったときは、シンガポールにきたな~と実感したものです。

Ya lor (ヤーラー/そうなんだよね)

「(仕方ないけど)そうなんだ」みたいな場面で使われます。

「You worked over time yesterday?(昨日残業してたの?)」「Ya lor.(まぁね。そうなんだよねー)」のような感じ。

I don’t know leh (アイ ドン ノウ レ/分かんないな)

通常のI don’t knowにカジュアルシングリッシュ感を出したいときはI don’t know leh.と「レ」を語尾につけるようです。

「Is he really coming today?(彼って今日本当に来るの?)」「I don’t know leh.(知らんけど。)」みたいな。

Die die must try (ダイ ダイ マスト トライ/まじで試してみて)

Die die die must tryは、「本当、やってみて!」みたいなときに使います。また、動詞の部分は入れ替え可能。

ボタニックガーデンのHallia(カフェ)のメニューには「die die must have chocolate」というデザートがあります。

職場でも、「Hey, we don’t have to die die must earn revenue this time(売上を絶対上げなきゃというわけじゃないでしょう)」という言い回しを聞いたことがあります。

Can can! (キャン キャン/大丈夫よ)

Canは、英語の授業で初めの方に習うあの「Can」です。「できる」という意味。

シンガポールでは「Can」が単体で広義に使われています。「できるよ」、「いいよ」、「大丈夫よ」のニュアンスになります。

シングリッシュ頻出単語12語

Aiyoh (アイヨー/あちゃ~、おっとっと)

Aiyoは日本語の「あちゃ~。」という感じです。何かをやらかした時のかけ声として使います。

保育園から2歳の娘が習ってきた(他の人から学んできた)初めてのシングリッシュは、「アイヨー」と次の「アラマッ」でした。

Alamak (アラマッ/あらまぁ)

Alamakは驚きを表すときに思わず出てしまう単語です。日本語の「あら、まぁ!」に似ていますね。

Atas (アタス/洗練されてる)

Atasは、なんかカッコいい・洗練された・上流階級といったイメージです。

例えば、「マクドナルドでは食べないけどシェイクシャックは好き」などと発言すると「You so atas.」という返事が返ってくるかもしれません。この言葉が出るときは若干「いじり」が入る場面が多いような気もします。

Chope (チョープ/取ってるよ・予約してるよ)

Chopeはホーカーセンターやフードコートなどで場所を確保している状態を表すときに使います。

Bo jio (ボージョ/誘われてないんだけど)

Bo jioは意外と使える言葉です。例えばコーヒーブレイクに自分だけ置いて行かれた時、「Bo jio」と言ってみると良いでしょう。

私はAさんとBさんが今日はディナーの約束があるから早めに帰るという話を隣でしていたとき、「Bo jio」と言ったことがあります。

AさんとBさんは爆笑。別々の友達とディナーの約束をしていたというオチだったのですが、話のきっかけにはなりました。

Sian (シアン/まじか、だるい)

Sianはボスの前で使う言葉ではないかもしれません。

「He is always asking me so many questions. Sian. (彼っていつもものすごく質問してくる。面倒だな。)」のような場面で使います。

Wah lao (ワラオ/あー、もう。)

Wah laoは直訳すると「My father」。意味は、「What the Fxxx」や「OMG(オーマイゴッド)」に近いものです。

20代のシンガポール人男性に教えてもらっていると、ボスが「彼はあまりいい先生じゃないみたいね。」と揶揄してきました。

「Hey you need to do it today. Never put it off till tomorrow. (これ、明日に持ち越さずに今日やってよ)」「Wa lao(あー、もう!)」のような使い方ですが、目上の人には使わない方がいいでしょう。

Makan (マカン/食べること)

Makanは食べることという意味です。

「Makan already? 」というと「もう食べた?」という意味になります。

Ta bao (ターバオ/お持ち帰り)

Ta baoも、頻出語です。漢字で書くと「打包」。

ホーカーセンターなどで「Ta bao ma?」と聞かれたら「お持ち帰りですか?」と聞かれています。

Shiok (シオク/おいしい)

Shiokは、満足感をともなうおいしさを表したい時や、そこから派生して「うっとりするような素敵なさま」を表したいときに使われると解釈しています。

「いいねぇ」という時に「shiok」と言うやりとりも聞いたことがあります。

AngMoh (アングモ-/見かけが西洋系の人)

AngMohは、直訳すると「Red hair」です。赤い髪の人に限らず、「西洋人」という意味でよく使われます。

初めてこの表現の意味を聞いたとき、個人的にはちょっと差別的な気がしましたが問題になっているような記事は見かけませんでした。

Paiseh (パイセイ/あら私ったらごめんなさい)

Paisehは、どういう意味かシンガポール人に聞くと、「embarassed(恥ずかしい)感じ」というこたえが返ってきます。

お水をこぼすなど、何か小さなミスをやらかしてしまったときなどに使われます。

シングリッシュを聞いてみよう

みんな大好きだいじろー先生のYoutube

だいじろー先生は発音のスペシャリスト。色々な国の英語話者のことを題材にたくさんの面白いYoutubeをアップしています。

この回はシンガポールを取り上げてくださっていました!だいじろー先生でもシングリッシュに苦労しています。

シングリッシュに戸惑うのは日本人だけじゃない

ここでも「Wa lao leh」や「Bo jio」などが紹介されています。

「Kiasu」も、シンガポールにいるとどこかで出会う言葉。「fear of losing something (失うことの恐怖)」で、機会損失を嫌って前もって休暇の申請をしたり旅行の計画を立てたりする国民性がよく出ている面白い言葉です。

シングリッシュを楽しもう

いかがでしたか。おそらくシンガポールにある程度住んでいる方なら聞いたことがある言葉ばかりだったと思います。

ちなみに筆者は保育園の中国語の先生が言った「Can Can!」さえも最初は意味が分かりませんでした。

 

これからシンガポールにいらっしゃる方には、今回、シングリッシュの難しさばかりを強調してしまい不安をあおってしまったかもしれません。しかし、慣れると実際の頻出語は割と限られているし、外国人としてはすべてのシングリッシュを知らなくてもそれほど困りません。

ただ、知っているとシングリッシュへのハードルがグッと低くなるし、話のネタにもなるので知っておいて損はありません!

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