海外赴任先で子供の日本語が変にならないか心配・・・
特に、ローカルスクールやインターナショナルスクールに子供を通わせる予定なら、この不安は必然的に出てきますよね。
我が家もそうでした。
私が仕事をしている&家のロケーションの関係で、子供を日本語いっさいなしのローカル保育園に入れることに。当時子供は1歳半。
たまに、
うちの子どもは、英語はできるようになったけれど日本語が変!どうしよう。
という話も聞きます。
幸いうちの場合は、①日本語②英語③中国語の順に言葉の力がついているようです。
(日本語&英語は会話問題なし。中国語は単語が分かったり歌を楽しんだりする程度。)
我が家で工夫した点や使ったおもちゃなどを紹介しますね。
海外赴任!幼児期に日本語の勉強は必要?
海外赴任中でローカルスクールやインターナショナルスクールに子供を通わせると、日本語を使う機会がどうしても少なくなることってありますよね。
もし、母語を日本語にしたいのなら、日本語力もきちんと伸ばしてあげるのがおすすめ。
母語が育たないと、ダブルリミテッド問題に陥ってしまうこともあります。
うちの場合はいずれ日本に帰るから、日本の学校の授業にしっかりとついていけるように日本語力をのばしてあげたい!と思っていました。
幼少期から英語を始めると日本語に悪影響?
日本語が確立していない幼いころから英語などの第二言語を勉強してしまうと、日本語がおかしくなるという説もあります。
私自身、とても不安で色々と調べました。教育機関や教材を作っている機関の意見なども見てみましたが、幼少期から英語をはじめても大丈夫とありました。
そして、実際に娘を見ていると、日本語のインプット量を増やしてあげれば、日本語力は維持できるという結論になりました。
ちっちゃいころから複数言語で生活してても大丈夫!
子供が使った日本語力をアップするおもちゃ・教材
娘が1歳半~3歳で使用してきたおもちゃを紹介しますね。
こどもちゃれんじ ぽけっと
まず一つ目は、おなじみの『こどもちゃれんじ』。
海外配送料は高いのですが、年齢・月齢にあわせたおもちゃや絵本を送ってくれます。
言葉だけじゃなく、トイレトレーニング・あいさつ・マナーなどもこうやって教えてあげればいいのか~というヒントもたっくさん。
日本の四季にも触れられる内容になっていて、親子の会話も広がります。
うちは一年購読にして実家に届けてもらい、実家から数か月分の号をまとめて送ってもらっています。ありがたい!
たまに、資料請求だけでファミリアのバスタオルがもらえたりするキャンペーンなどもあるので、日本にいてまだ時間がある方は資料請求して内容を確認するのもおススメです。
>>>こどもちゃれんじ公式HP
ちなみに、シンガポールまでだと送料込みで4000円/月くらいでした。(1年前に問い合わせました。)国によって送料はちがうので気になる方は問い合わせしてみてください。
アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかんDX
お次は『アンパンマン おしゃべりいっぱい! ことばずかん』。ベストセラーですよね。
娘が使い始めたのは、1歳のクリスマスの時期から。
日本にいるときに、日本で普通に暮らす先輩ママたちに、「これ、すごくいいよ!子供が一人である程度の時間遊んでくれるよ(笑)」と聞いてて気になっていました。
しかも、けっこう長く遊べるとのこと。(1歳半~5歳くらいまで?)
実際に使っていると、2歳の言葉の爆発期に、娘は一人でぶつぶつ言いながら遊んでいます。
英語モードと日本語モードをタッチペンで切り替えることができるのですが、うちの娘は私が日本語を話していると、「ママ、英語モードで話して。」と言ってきたり、その逆を要求してきたりします。
言葉を切り替えるという概念も、このおもちゃで学んだみたいです。
はじめての世界名作絵本
昔話やイソップ物語がたくさん詰まった絵本セット、『はじめての世界名作えほん』。
私自身が正しい日本語を教えられる自信がなく、絵本をいっぱい読んであげようと思って、海外赴任前にアマゾンでポチっと。その後、船便で輸送しました。
娘が1歳半の時から読んでいますが、もうすぐ3歳になる今でも大好きで毎日読んで読んでと持ってきます。
動物の名前、オノマトペ、鬼という不思議で怖い存在、ニコニコのお姫様にふりかかる不幸・・・いろんなお話が楽しめて娘はいつもドキドキワクワク。
最近は、自分一人で「むかしむかし、おじいさんとおばあさんがいましたよ。おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯にいきました。すると・・・」と、お気に入りの絵本の1ページ目は覚えていて、声に出して読めるようになりました。
文字を読んでいるのではなくて、暗唱しているのだと思います(汗)
6歳くらいの子が遊びに来た時、その子も夢中で読んでいたのでまだまだ使えるかな。
ダイソーなどに売っているあいうえお表
ダイソーなど100円ショップに売っているあいうえお表も使っています。こういうのです。
あいうえおを学ぶのは、これを一日30秒でも、楽しくざざっと読み上げてあげるのが効果的と聞いて、買いました。
ひらがなは勉強中。今のところ3分の1くらいのひらがなの読み方を覚えているみたいです。
すまいるぜみ
まだスマホやタブレットはそれほど見せていないのですが、幼児期から使えるそうで、もう少し年齢が高くなってきたら、これも考えてみようかなと思っているのが『すまいるぜみ』。
タブレットを国内で受け取れれば(実家で受け取って送ってもらうか、一時帰国のときに受け取るか・・・ということになりますね)、海外でも使えるそうです!
シンガポール在住、小学生の子どもがいる先輩ママから聞きました。
日本人学校に通っているお子さんが使っていて、学校の教材を登録しておくとそれにあわせた問題を出してくれるんだとか。
>>>すまいるぜみ公式HP
海外赴任先で子供の日本語力を高めるおもちゃたち
いかがでしたか。「うちもすでに持っている!」というものもあったのではないでしょうか。
工夫すれば、海外にいても子供の日本語力をのばしてあげることは可能です。
海外赴任準備をしている方の参考になれば幸いです。
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