SingPassって何かなと思っている人「SingPassって初めて聞くけど何?最近手続きの時によくロゴを見るな・・・。誰でも取れるのかな?取ると何かメリットはあるのかな?」
という方に向けた記事です。

筆者は、シンガポールに来るまで、SingPassという言葉も知りませんでした
ざっくりいうと、シンガポール版のマイナンバーみたいなものです。
SingPassはどのような時に使うのか、SingPassの申請方法(カンタンです)などを見ていきましょう。

SingPassとは何か
シンガポール政府の公式ロボットチャットであるジャーミー姉さん(Jamie)に聞いてみました。
「SingPassって何?」そうすると、次のような答えが返ってきました。
Launched in March 2003, Singapore Personal Access (or SingPass) allows users to access hundreds of government services easily and securely online.

つまり、2003年3月に始まってたサービスで、数百種類の政府サービスを簡単に・安全にオンラインで利用できるサービスよ!とのこと
SingPassはどんな時に使うか
数百種類の政府サービスって何って思いますよね。たとえば具体的には、次のようなときに使います。
・メイドの雇用主となる場合
・CPF残高の確認
私の場合は、勤め先の業務でSingPassを使うことがあり、入社後まもなく取る必要が出てきました。いずれにせよ税金を納めるときに必要だったようなので取っていて損はなかった。夫はメイド雇用のときに取りました。
SingPassはどんな人が申請できるか
・上記、かつ15歳以上であること

ほとんどの場合は、必要に迫られたら取るというスタンスでいいと思います。個人的には、仕事をしないDPの方などは取る必要性はあまり感じません
SingPassの申請方法
SingPass申請の課程で出てくる2FAとは?
SingPassの申請自体はカンタンだし、画面に指示された通りにやればいいのですが、SingPass申請の過程で「2FAの設定」というものが出てきます。2FAって何ぞや?という方向けに。
2FAとは、2段階認証のことです。例えば、パスワードを入れて、その後、SMSで受け取るワンタイムパスワードをもう一回打ち込まなきゃいけないという、アレです。
SingPassでは、後で設定を変えて2FAを設定することもできます。しかし一度初めに設定しておけば、あとあと便利です。忘れないように初めにしてしまうのがおススメです。
SingPassって便利だー!と思う瞬間
正直、SingPassめっちゃ便利じゃん!と思う瞬間がけっこうあります。私は携帯にSingPassのアプリをダウンロードしています。
例えば、政府のオンラインサービスを利用するために、ログインするときはQRコードを携帯で読みとり、携帯から「ログインしますか?」と聞かれるのでそのときにOKをクリックするだけ。らくちんです。
もっと細かいところでいえば、Standard Charteredという銀行の口座(証券用)を作るとき、SingPassにログインすれば一気に基本情報を埋めてくれたりしました。
さいごに
今回は、シンガポールに来るまで筆者自身も知らなかったSingPassについて概要と申請方法を紹介しました。
SingPassは日常の至るところで意外と出てきます。SingPassってなんだっけ?と思ったときに頭の片隅で思い出してもらえれば幸いです。
以上は2020年6月現在の情報なので、詳しくは政府の公式HPもあわせてご確認ください。
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