シンガポールへの駐在が決まった方のほとんどは、すでに英語ができる方も多いと思いますが中には、
実はビジネスで英語が通じるか不安・・・。
という方もいるかもしれません。
今回はそんな方向けにTOEIC900点越えの筆者がとーっても効率の良いおススメの勉強方法や参考書を紹介します。ついでにTOEICの点数アップの方法もお伝えします。
筆者のバックグラウンド
本題に入る前に、筆者のTOEIC900点って、題名に書いてみましたがそんなにすごいことではないです。
少なくとも筆者の同期や周りにはTOEIC満点の人がゴロゴロいるし、シンガポール駐在が決まった方の中にも同じ感想を持っている人は多いでしょう。
TOEIC満点じゃないのにTOEICの点数を書くのはどうかなとも思いました。でも、新卒のころも転職でもTOEICで900点以上持っているとなんだかんだいろいろ有利に働いていたのでどちらかと言えば良い方の点数なのかなと。
記事に信ぴょう性を持たせるために自分の点数を書きました。
また、筆者は英語をかなり時間とお金を費やして勉強してきた方です。
英語の参考書は学生の時からお小遣いで何冊も買っていたし、英語検定は5級から着実に受けていたし、初めのTOEICの点数は450点だったし。
でも、勉強してTOEICの点数をのばし、大学4年生のころには大学1~3年生向けに大学の言語学習センターでTOEICの講座をさせてもらえるくらいにはなりました(アルバイトとしてやってました)。天才肌ではないからこそ悩んでいる人に伝えられることもあると思っています。
そんな筆者が数ある勉強法の中で一番効く!と思ったものをお伝えします
駐在前、英語力底上げのポイント
ビジネスのシーンでもTOEICの点数アップにも効果がある勉強方法を紹介します。
そんな気構えなくても現地に行けばなんとかなるでしょ
と思っている方もいるかもしれません。
仕事の内容や個人の状況によっては何とかなる人も確かにいるでしょう。でも、ビジネスで英語を使うのなら、やっぱりきちんとした文章で伝えられるに越したことはありません。
「聞く」「話す」に使える勉強法はシャドウイング
日本人は全体的に書くことと読むことがとても得意です。
日本にいたときは、海外とのやりとりといったらメールやチャットでのやり取りなど「書く」や契約書や仕様書などの文章を「読む」が主だったという人も多いかと思います。
しかし、シンガポール駐在になったら、次のようなことの量が増える人も多いのではないでしょうか。
これってすべて「聞く」「話す」がメインになっているのです。
じゃあどうやって勉強すればいいの?とういと、一番効率的で効果が高いのはシャドウイングです。
シャドウイングとは、CDなどのお手本の音声が言ったことをそのまま自分もマネして口に出して繰り返すことです。
シャドウイングの効果は以下の通り。
シャドウイングのポイントはそのままマネすることです!
恥ずかしくてもお手本の音声が言ったイントネーションやしゃべり方をマネっこしてみましょう!けっこう楽しいですよ。
文章をそのまま覚えちゃうくらい、お手本と全く同じスピード・イントネーションで口に出せるくらい何度も何度もやってみてください
単語を覚えていないと話せないし読めない
筆者は、語彙力は最低限でOK、難しい単語は避けて簡単な単語で言いまわせばいいと思っています。
例えば、「昨日、子どもを習い事に連れて行った」ということを言いたいときに、「習い事」という単語がわからなければ
「I brought my kid to the soccer club.」
と習い事を具体的に置き換えちゃうとかすればスムーズに会話ができます。
(これはビジネス英語でも日常会話でもかなり使えるテクニックです。)
しかし、単語力はあるに越したことはありません。
シンガポールの人たちは日常的に英語に触れる機会が小さいころから多いので英語の文法けっこうめちゃくちゃな人でも単語力は意外とあったりする人もいます。
実際に、ある程度の単語を知らないと自分の意思を伝えるのがとても難しい場面があります。
逆に、単語を知っているだけで、コミュニケーションもグッと簡単になるし、文章もさくさく読めるようになります。
TOEICの長文読解が苦手という人は、覚えている単語の数が少ない人が多いのニャ
日本から持っていきたいおすすめの良本3選(参考書)
実際に、ビジネス英語力アップとTOEICの点数アップ両方を狙える良本を紹介します。見ればわかると思いますが、高校英語レベルの本です。もし家にまだあったら、ラッキー!
英検準2級教本 [旺文社]
旺文社の教本シリーズはとても質が良くベストセラーです。
せっかくシャドウイングをするなら、体系だった本で文法も網羅してしまった方が一石三鳥。
ターゲット1900 [旺文社]
私は旺文社の回し者ではないのですが、旺文社はつくづくいい本を出します。
ターゲットに載ってる単語が見て分かるくらいになっていたら文章を読むスピードが格段に上がっていることに気づくはず。声に出せるようになっていたら、会話で困ることが少なくなっていることに気づくはず。
ちなみにスペルを「書く」練習は後回しでいいです。メールを書いたりチャットを打ったりするときはgoogleで調べながらでもできるので!
ネクステージ [桐原書店]
まだ余裕がある人は、ネクステージもおすすめ。単語だけでなく、色々な言い回しと文章を学べます。これは上記2つもこなしてまだ余裕がある人向け・・・。
時間があれば試してほしいアウトプット方法
自分で学習する時間も大切ですが、実際に話す機会がほしい!という人におススメなのはオンライン英会話。
筆者は10社以上のオンライン英会話を試しましたが、価格とサービスをかんあみて一番いいと思ったのはレアジョブ英会話でした。無料で試せるので気軽にできます。
実は、オンライン英会話歴10年の筆者。オンライン英会話15社を比較したときの記事はこちら↓
>>>オンライン英会話は駐在中でもおすすめ!15社比較【2021年】
さいごに
シンガポール駐在に向けて英語を勉強しようとしたときにおすすめの勉強方法と参考書を紹介しました。
実りある駐在生活を願いながら・・・(*’▽’)
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