シンガポール駐在準備!何から準備する?【初めに確認する10個のこと!】

駐在前準備
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シンガポール駐在が決まったら、まず何をしなきゃいけないかを確認しましょう!

 

やることは膨大なのですがどれも大切です。頑張ればハッピーなシンガポール駐在ライフが待っていると思って家族と協力して乗り越えましょう!

※以下は私が2019年に準備したときのことを元にしています。最新の公式情報を各自確認してくださいね。

VISAについて調べる

シンガポールのVISAはいくつか種類がありますが、駐在となれば多くの人がDP(Dependent Pass VISA)かEP(Employment Pass VISA)を取ります。

 

駐在者の会社から案内があるかもしれませんが、VISAの要件を自分でも調べて確認してみましょう!取り寄せが必要な書類や、こどもの予防接種・予防接種の証明が必要な場合もあり、VISA申請を提出するまでがかなり大変な場合もあります。

国外転出届

1年以上日本を離れて海外に住む場合は市町村に国外転居届を提出する必要があります。いわゆる、「住民票を抜く・除票する」と呼ばれるやつです。

出発の2週間前から受付をしてもらえるので事前に市町村に必要な書類を確認するなどをして計画を立てておきましょう。国外転出に関連して、印鑑証明書・マイナンバーカード・選挙権についても必要に応じて市町村に確認しましょう。

印鑑証明書

住民登録がなくなると新たに発行できなくなります。印鑑証明書が必要になりそうならば、事前に発行しておくなどしましょう。

マイナンバーカード

マイナンバーカードは数字は変更されないのですがカードを返納しなければなりません。

選挙権

選挙権は国外転出届を提出してから4か月後になくなります。海外から投票する場合は、在外選挙人名簿に登録することになります。(国外転出届と同時に申請できるのでそのときやると楽です。出発後でも、渡航後に現地の在外公館で登録申請ができます。)

保険・年金関係

健康保険

海外居住者は国民健康保険に加入できません。組合健康保険は継続できる場合があるので会社に確認です。

厚生年金・国民年金

厚生年金は被保険者資格が継続していれば引き続き加入の状態を保てます。会社に確認を。

国民年金は海外居住者の場合、強制加入被保険者ではなくなり、任意加入になります。
認可乳の場合、国内の親族が代わりに支払うか、国内の本人の口座から引き落としをするか選べます。詳しくは市町村に確認を。

介護保険

海外居住者は基本適用されません。保険料の支払いは「介護保険適用除外等該当非該当届」を出すと免除されます。

 

普段意識せずに払っていた項目、いざ向き合ってみるとややこし~!私は市役所や会社に何度も電話で確認しました。
扶養か、どの市に住んでいるかなど個々人の状況によって違うこともあるかもしれないのでぜひご自身で確認してみてください。

 

帯同で妻は退職する場合は退職手続きと公的手続きを確認

海外赴任でついていく妻が、夫の赴任についていくので退職しますという場合は雇用保険受給期間の延長手続きができます。(最長で3年)

 

離職してから30日経って、1か月の間に管轄のハローワークに申請することになります。必要書類はハローワークに事前に確認しましょう。

 

ハローワークに申請する場合もそうでない場合も、離職票が手元に来たら、離職票のコピーを手元にとっておくことをお勧めします。何かと必要になることがある書類です。

税金関係

海外赴任中の所得税

所得税は住民票を抜いて非居住者となる場合は日本に納めなくてOKです。ただし、企業給与のみでなく、家賃収入など別の所得がある場合は課税対象になります。代わりに納税してくれる「納税代理人」を税務署に届け出て、確定申告をしてもらう必要があります。

詳細は税務署にぜひ確認してください。

 

私の場合はちょうど11月に退職・シンガポールへ異動したので、会社で年末調整もしてもらえず、その年の確定申告ができませんでした。

実家の親に確定申告を頼もうかとも思いましたが、多くないですが株の取引きなどもあり、説明するのが複雑だったので自分でやったほうがいいと判断しました。

帰国時に実家など滞在地最寄りの税務署で前年度分を遡及して申告しようと思っています。

住民税

住民税は毎年1月1日における住民登録によって課税されます。つまり、12月31日までに出国すれば翌年の住民税は支払わなくていいのです!

 

出国日が決まったら、納税義務が発生するのかや赴任中の支払い方法(おそらく納税管理人を指定するなどしなければならないと思います)は市町村に確認しておきましょう。

 

私は住民税を余計に払いたくなかったので、その年の年内にシンガポールへ移動したいと思っていました

 

固定資産税

土地や家屋を所有している場合にかかる固定資産税は非居住者にも課税されます。納税代理人の届けが必要になるので確認してみましょう。

金融機関の手続き

国内で作っている銀行の継続を確認

銀行によっては、海外に住所を移す場合は銀行口座を継続できないというものもありました。電話で各銀行口座の問い合わせ窓口に相談するといいと思います。

 

赴任後もその口座を使う場合はネットバンキングの手続きなどを有効にしておくと便利です!

 

国際キャッシュカード・デビットカード・クレジットカードの加入

日本にいるうちに、海外でも使えるクレジットカードを作っておいたほうがいいです。

駐在が始まってからすぐに現地のクレジットカードが使えるわけではないので、その間のつなぎとして使ったり、キャッシングサービスを念のためにできるようにしておいて現地通貨をATMから引き出したりすることができます。

携帯電話の解約・プラン変更

携帯電話の会社、携帯電話本体の毎月の支払い(割賦支払い)が残っているか、電話番号を残しておきたいかなどによって対応が違うので、携帯電話の店舗に行ってじっくり相談するのがおススメです。

インターネットンの解約手続き確認

いつまでにインターネット解約をネット業者に伝えるのか確認しておくと余分なお金を払わずに済むのでベターです。

海外旅行保険加入の検討

会社の保険でカバーされる範囲を確認しておきましょう。必要なら、日本から保険に加入していくことも視野に入れましょう。

運転免許証の更新方法の検討

運転免許証の更新時期を確認しておきましょう。一時帰国の時に更新するのか?それとも海外に行くので出国前に早いけど更新しちゃうのか?などの選択肢があります。

 

また、現地で運転する場合は、国際免許証を取得したり、現地の運転免許証を取得したりする必要があるので調べておきましょう。

まとめ

初めに確認しておきましょう!と言いましたが、本当に色々ありますね!初めからこれ!?って量ですよね。私も大変すぎて死ぬかと思いました。

 

イライラして主人とけんかもたくさんしました。(周りのママと話していても、駐在前にけんかするのはよくあることみたい。なので、もしけんかになってもうちだけじゃないと思ってください!笑)

 

こちらの記事を参考にし、ご自身でもチェックリストを作って一つずつつぶしていきましょう!

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