シンガポール現地採用で3ヶ月働いて思うこと、カルチャーショックなど

仕事
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こちらで働き始めて3か月がたちました。

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シンガポールのまちなかの方で周りは日本人が全然いない中10人くらいのローカルの人たちのチームの中で働いています。チームはほぼ中華系の人たちです。

稼ぎはそんなに多くはないですが、保育園料(月11万円ちょっと)とヘルパーさんへのお給料(月8万円くらい)とその他の生活費・食費などは私の口座から出してあと貯金もしようとはしています。

日本にいたころは時短で働いていてこちらに来てフルタイムに切り替えることになりました。同じ業務を日本でもシンガポールでも経験している状況です。

備忘録的に今の気持ちを書きます。以下は超個人的な話です。

シンガポール海外就職:働き始めのころ感じたこと

シンガポールで働きはじめた1ヶ月で感じていた印象と感想です。

アウェイ感がハンパない

これは転職したときも育休から復帰したときもそうだったのですが、初めは毎日あのオフィスに通うのが慣れない・・・!周りにだれも味方がいなくてみんなとてもやさしくて(お客様あつかい)、品定めされている感じ。こんなオフィスに本当になれる日が来るのかなって毎日毎日職場に通うのが憂鬱でした。

シングリッシュ・シンガポール中国語の会話慣れない

英語が速すぎてついていけない・・・。Teamsでチャットをしていると文法がかなり砕けていて意味が読めとれず何度も聞き返す・・・。他の同僚同士のシンガポール中国語(中国語ではない。彼らはこれもシングリッシュと呼ぶ。)の会話・雑談に全くついていけない。

引継ぎ書がない

これはたまたま前任者がそういう人だったという話かと思いますが・・・

引継ぎ書を作ってみたと前任者に言われてたのでそのファイルを見ると、Word2枚の中に「以下のファイルをアップデートすること、ファイルはここにある」という旨のことが書かれていました。

けれど、どうやってアップデートするかは全く書かれていない。

ファイルを何に使うのかもステークホルダーも分からない。

しかもファイルのアップデートの仕方はものすごくマニュアル作業が多く、式でなく値貼り付けばかり・・・。

同じチームで4か月前から働いていた子もそのファイルのアップデートを毎月頑張ってみているけど、4か月たった今でも新参者の私がちょっとレビューしただけで間違えが分かるレベルで間違えている・・・。まじか・・・。

チームの雰囲気はとても良い

上下関係がほとんどなく、仕事を抜きにするとランチの時間などはお互いにフランクに話す関係でとても雰囲気が良い。

仕事でも困ったらお互い平等な立場で自分のできることなら手を差し伸べて助け合おうというスタンスがあり温かい感じ。

シンガポール海外就職3か月目の感想:日々感じていること

その後、シンガポールで3ヶ月働いてどうなったかや、感じたことなどの記録です。

シングリッシュには慣れた、ローカル中国語は無視している

英語を話すシングリッシュには大体慣れました。たまに聞き返すこともありますが。

ローカル中国語(彼らいわくこれもシングリッシュ)の話を横でされているときは無視、というと聞こえが悪いですが、あんまり気にしないようにしています。

たまに、雰囲気で何を言ってるかわかるときは「言葉はわからないけどけんかしてるのね」とか言ってみてちゃちゃを入れてみると英語に切り替えてくれて会話に参加させてくれたりします。

一応、シンガポール独自の中国語から来た単語も少しずつ覚えようとしています。「コピ、シュータイ、ダーパオ(Kopi, 甘さ控えめで。テイクアウトします。)」とか、「パイス(あら、ごめん、私としたことが)」とか「ツカシー(これは?/これは、)」←私の耳にはこう聞こえるのですが違ったらごめんなさい。

どこの国でも相手の母語を使うと距離が近づく気がしてるのでちょっとずつ覚えて使っています。

みんなお得なことが大好き。クレジットカードや様々なキャッシュバックアプリ、プロモーションを上手に活用している

同僚に色々なアプリやお得なクレジットカード、プロモーションをうまく生かす術を教えてもらいました。

こんなのあるよ!といってチーム内でシェアするのが好きな人がいるからというのも大きいかもしれません。

私も日本にいたころからポイントを貯めるの大好きだったので(楽天ポイントは通算16万円貯まっていました!)少しずつ活用しています。

社内政治的な関係、相手の性格的なところは日本同様とても気にする

職業柄もありますが、社内外の偉い人たちの性格を知っておくことは日本でも大切だと思っています。

ここシンガポールでもそれは同じみたい。

引継ぎのときも、「あの人とこの人の関係は悪くない。この人はわからなかったらものすごく質問してくるから用意しておいた方が良い」など、そういったことはたくさん教えてくれました。

また、私のボスも偉い人たちの性格を沢山説明してくれます。「この人はとてもアグレッシブ、あの人はどちらかというと観察していることが多い。あの人とこの人は実は結婚している」のような感じで(笑)

引き継いだ謎のファイルはほぼ解読に成功し、自分で扱えるレベルにまではできたので良かった

値貼り付けばかりで自分で説明ができないファイルを引き継いでしまってどうしようと思ったのですが、土日も使いながら(家族に申し訳なくてストレスでした・・・)、解読しました。

値貼り付けは怖くて好きじゃないので何とか自動で数字が入るようにファイルを作り替え、こういう状況で前任者のファイルはわからないからこっちを使わせてほしいということを周りに言って、一応OKはもらいました。

これまでは前任者なしでは説明ができないファイルを使っていたのですが、ファイルを作り替えてからは自分が出す資料に関して説明がしやすくなったので不安要素が少し減りました。

自分をよく見せようとするのはやめた

分からないものはわからないし、やり方が私の知っているものと違うかもしれないし、ボスにいちいち聞くことにしました。

確認することにしました。

できないことは助けを求めることにしました。

多分、ボスからしたら、「あれ?前任者からエリカさんにしたらなんかうまくいかなくなったな。私の工数増えちゃったな」って思われていると思います(苦笑)

それでも、無責任なことをして後で火事になるより小さな火種を見てもらって、消し方を相談して、ここでのやり方を自分の中に落とし込む必要があると思ったのと、私の状況を知っておいてほしかったから。

(何も言わなければ全部勝手にやっといてねスタイルのボスなので・・・。)

できる人ならいいんでしょうが私できる人じゃないのでがむしゃらに行きます。

日本にいたころの自分のスタンスとはちょっと変わってしまった・・・

日本にいたころは、元気にいこう&楽しくいこうと思いながら仕事をしていました。

しかし、今は緊張しいな性格が勝ってしまって、かなり受け身になっている気がします。これから自分を変えていくことができるのか、仕事で役に立てる場面を増やしていけるのかは今後の課題だと思っています。

シンガポール海外就職3ヶ月目の感想まとめ

長くなりましたが、以上、3ヶ月働いて感じたことです。書き終わって、シンガポールだからっていうより、新しい職場だからっていうことで慣れない面があるのかなと思いました。

こちらで働いている方、思うことがあれば教えてください。私も参考にさせていただくことがあるかもです。

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