シンガポールで出産することに決めて、産褥アマさん(Confinement nanny)を雇うかずっと迷っていました。
いろいろな方のブログを読み漁ったり、実際に雇った人に聞いたりして、産褥アマさんを雇うことを決意。
この記事を読めばこんなことが分かります。
・産褥アマさんのエージェントや料金
では、行ってみましょう~!
産褥アマさんとは
産褥アマさん(Confinement nannyさん)は、住み込み・通いいずれかで出産してからの3週間~1ヶ月、赤ちゃんとママのサポートをしてくれる方です。
母体の回復のため、お料理・簡単なお掃除・洗濯・夜中の授乳やオムツかえのサポートなどを行ってくれます。
どれだけの範囲を行うか(例えば、通常は産褥アマさんは授乳の時にママを起こしてくれるパターンが多いですが、母乳を冷凍しておいて夜中に授乳してもらいママは夜は寝るなども可能といわれました)はママの希望やエージェントによって異なります。
基本的に赤ちゃんのお世話の他にやってもらえることはだいたいどこのエージェントも以下のとおり。
・赤ちゃんの服を手洗い
・パパ・ママの分の洗濯
・床の掃き掃除、拭き掃除
・料理後のキッチンの掃除
・1週間に1回のトイレ掃除
・食材の買い物
ヘルパーさんが掃除などはやるから安くしてくれませんか?とお願いしましたが、私が契約したエージェントは、既にヘルパーさんがいる場合は、ヘルパーさんにお願いできることはヘルパーさんにお願いしてもらい、産褥アマさんは赤ちゃんとママのことにフォーカスする方針だそうです。
産褥アマさんの料金
私が調べた限り、住み込みの場合も通いの場合も料金は変わりません。
コロナの前は、だいたい3,000-3,300 SGDくらいと聞いていました。が、コロナ後はマレーシアから気軽に来るなどができなくなり、およそ30%くらい料金が上がっているようです。
今の相場は3,600-4,500 SGDくらいじゃないかと感じました。
※エージェントや産褥アマさんによって料金はちがいます。
住込みの産褥アマさんは中華系マレーシア人が多いそうです。対して、通いは基本的にシンガポール人と聞きます。通いでも住込みでも料金があまり変わらないのはそのせいかな・・・?
産褥アマさんを雇うことにした理由
夫は育休をとって手伝うといってくれてはいるものの、
- 長女(2歳)にはまだまだ手がかかる
- 長女を産んだ時の身体のダメージはなかなかのものだった
- 今雇っているヘルパーさんは新生児を扱うのが怖いといっている
などなど、雇わないと色々回らなくなるんじゃないかモンモン。
更に、人によってそれぞれだと思いますがマタニティー期の私の情緒不安定さは普段に増して拍車をかけるものがあり、ちょっとしたことでネガティブ思考に陥ってしまって不安でいっぱい。
ヘルパーさんに家事は頼めるのに産褥アマさんを雇うのってどうかと悩んでいることをツイッターでつぶやいたところ、
多数の人が産褥アマさんを雇うのは「アリ」という反応をくださいました。
夜中の授乳・おむつ換えのサポート、産褥食づくりはヘルパーさんじゃできませんよ。
ヘルパーさんがいて、産褥アマさんを雇うのも全然アリ!部屋を一部屋与えなければならないから、部屋が余ってればOK
ただでさえ不安な海外での出産・子育て。産褥アマさんを雇ったところとても頼りになりました。
そんな言葉に後押しされて、妊娠5ヶ月目の時に本格的に産褥アマさんを探すことを決意。
夫はもともと、雇うのもいいんじゃないかと言ってくれていました。
産褥アマさん探し
人づてに紹介してもらう
どんな人が来るか出産まで分からないのは不安だったので、できればすでに雇ったことある人から、「この産褥アマさん、けっこう良かったよ!」という方を紹介してもらいたいと思っていました。
そこで、知人・同僚・ツイッターの方などなどをあたって、9人くらい紹介していただきましたが、妊娠5ヶ月目に探していた段階ではみんな予約でほぼ埋まっていると判明・・・。
The problem you will face is that majority of the confinement nannies speak only Mandarin.
そう、同僚たちに言われたのがこの言葉。
英語を話す産褥アマさんは中国語を話す産褥アマさんより見つけるのが難しいそうです。
私が紹介してもらったひとたちも4割くらいが中国語スピーカー。
中国語スピーカーの産褥アマさんなら空いていました。雇って良かった!という同僚たちの感想には魅かれたけれど、出産後すぐに自分とコミュニケーションをとるのが難しいのが分かっている産褥アマさんに決めたくはありませんでした・・・。私自身が中国語は壊滅的なので(涙)
そして、自力で産褥アマさんを探すことに。
エージェント経由で雇う(エージェント一覧・料金)
人づてで紹介してもらうことが難しい場合は、エージェントにあたってみることになるでしょう。
私はエージェント9社に問い合わせをしました。
ちなみに、コロナ前に雇っていた友人たちは、だいたい妊娠4~6ヶ月目くらいにエージェント2社くらいに問い合わせをして決めていたそうです。
私がエージェントに問い合わせたときの反応と概要をまとめておきますね。
※今回紹介するもの以外にもエージェントはたくさんあるようです。
番号 | エージェント名 | 料金など | 筆者のコメント |
1 | Team A | 3,800 SGD (月曜~金曜日の朝9時~夕方6時、20日間の金額) | 日本人の利用者が多い。住込みは対応していないとのことので私は候補から除外。対応は◎(電話とメール) |
2 | Super Nanny Services | 3,680 SGD (24時間ステイ、28日間の金額) | 中華系マレーシア人の産褥ナニーさんが多い。Broken Englishが話せる方がいるとのこと。対応は◎(電話とメール) |
3 | Pem | 実際に以前雇った人は3,300 SGDほどだったそうだが直近の金額は不明 | ローカルの同僚・知人3人くらいにここを紹介された。ただ、中国語スピーカーしか所属していないとのこと。対応は◎(電話) |
4 | JIA Employment | ー | 問合わせたが回答なし |
5 | Nanny SOS | ー | 中国語スピーカーしか空きがないとのことで私は候補から除外。対応〇(メール) |
6 | Star Confinement Nanny | 4,000 SGD (24時間ステイ、28日間の金額) | 対応◎(WhatsApp) |
7 | Confinement Angels | 3,300~4,000 SGDくらい(24時間ステイ、28日間の金額。産褥アマさんのランクによって金額が変わる。) | 英語が話せる産褥アマさんが派遣できるかは100%補償できませんとの回答で、候補から除外。対応は◎(WhatsApp) |
8 | New Life Confinement Nanny | ー | 問合わせたが回答なし |
9 | Confinement Nanny | 友人が雇ったときは3,600 SGDほどだったそうだが直近の料金は不明 | 友人に紹介してもらったが、英語スピーカーの空きはもうないとのことで私は候補から除外。対応は◎(電話) |
回答がなかったエージェントさんは、私がいきなり、「English speaking nannyを探している」という背景説明をしたからかもしれません。「あー、うちは空いていないわー」と思って返信くれなかったのかも。
ちなみに、上記の料金には食事の材料費やアンパオ(よろしくねと渡すチップみたいなもの)、ナニー税(外国人は9.87ドル/日かかる)などは含まれていません。
また、3番目のPemについては、同僚いわく、「英語を話せる人もいる。ただし名前と社員IDを伝えて特定の人を指定しなきゃいけない」といっていたのですが、
私が教えてもらった名前と社員IDをエージェントに問い合わせると「基本的に英語を話せる人はいません。保証できません。」と言われました。
真実は分かりません。
シンガポールでの産褥アマさん(Confinement nanny)探しまとめ
私自身、安定期に入ってすぐに動いたつもりでしたが、ほぼ空きがなくなっていてビックリしました。
キャンセル料などを確認しながら、妊娠3~4ヶ月目に予約して抑えちゃうのが、いい動き方なのかもしれませんね。
実際に無事赤ちゃんが出てきて、落ち着いたら、雇った感想も書いてみたいと思います。
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