シンガポールで出産し、お食い初めをどうしようかな・・・?と思っていたのですが、
ちょうどお食い初めの時期、コロナのせいで2人以上は外食NG規制になっていました。
そこで、自宅でお食い初めをすることに。
長女のときは、日本で和食レストランのお店で行いました。(梅の花)
お店の人も慣れていて説明を色々としてくれたし、歯固めや写真などもいただけて大満足。梅の花、シンガポールにもあればいいのになぁ。
お食い初めとは
お食い初め(おくいぞめ)は、赤ちゃんが生まれて生後100日目に行う行事です。
「この子が一生食べ物に困りませんように」という願いを込めて、決まった順番で定められた食べ物を食べさせるフリを行います。
お食い初めのタイミング
お食い初めはいつかを確認するのに便利なサイトがあります。↓
>>>子供の祝いの計算
お食い初め以外にもいろいろなお祝い事がいつなのか確認できるニャ!
海外の自宅でお食い初めをしたよ
お食い初めで準備するメニューは一汁三菜。
鯛(主菜)、赤飯(主食)、お吸い物(椀物)、煮物(副菜)、香の物(副菜)などを用意します。
鯛(主菜)
鯛というとsea bream。
でも、ここシンガポールで見かけるsea breamは日本で食べるものとどうも違うような気がしていました・・・。
Isetanに行けば、タイミングが良ければ鯛が売っていると聞いたことはあったのですが、
わざわざ行ってなかったら嫌だし、ちょうどいいサイズがあるか不安だなぁと。
そこで夫と相談し、夫の友人のレストランをしている方にお願いして、その日にあわせて鯛を仕入れていただきました。
日本からそのまま空輸!
こんな感じのもので78ドルでした。ブギスに取りに行ったのですが、持って帰るときはけっこう重たかったです・・・!
あとは焼くだけ!の状態でうろこも内臓も取ってくれていました。
焼いた状態でピックアップすることもできましたが、家で焼いた方が、ホカホカ柔らかい鯛が食べれるかな~と思い、自宅で調理することに。
念のため塩で置いて、その後水分をとってオーブンへ!
「失敗してはいけない」と緊張。焦げやすいヒレなどをアルミホイルで隠し、
イキイキとした状態に見えるように尻尾を上に上げた状態で仕上げたいのでお皿を添えました。
尻尾、気持ち上がっている・・・?
この状態で30分ほど焼いて完成!おいしくできました。
赤飯(主菜)
お赤飯は、ドンキかどこかで炊飯器に入れて炊くものも売ってると聞きましたが、
レストランで頼めるとのことだったのでお願いしました。
2~3合分で20ドルくらいでもちもちの赤飯をいただけました。
はまぐりのお吸い物(椀物)
先ほどの鯛の写真の横っちょにちょこっと映っているのがはまぐりです。
15ドルだったかな・・・?こちらも、探して歩き回るのと天秤にかけて、
同じレストランで頼んじゃおう!という結論になりました。
自宅でしたって言ってる割に、ほとんど作ってないじゃん!っていうツッコミがとんできそう・・・。
煮しめ(煮物)
煮しめはこちらのYoutubeを参考に作りました。
私は九州出身なので色々入れて煮込む「がめ煮」が大好き。
でも、こんなにきれいに飾り切りをしたことはありませんでした。
正直今回のメニューで一番大変だったのはこれかも!けっこう大量につくりました。
うちのヘルパーさんが「味が染みているのにシャキッとしている!どうやって作ったの?」と感動するくらいには上手にできました。
ちょっと面倒だけれど、食材にあわせた時間で下茹でしました。(上記youtube参照)
紅白なます(香の物)
紅白なますは、いつもフィーリングで作っていたのですが、
今回はこちらのレシピを使いました。
大根:人参を6:1の割合で作るときれいに見えるとのこと!
いつも大根:人参=1:1の割合で作っていました!今回の6:1のレシピだと、大根が多めで舌触りが柔らかめで美味しかったです。
かまぼこ
写真では見えにくいと思いますが、かまぼこも飾り切りしてみました。
初心者でも簡単なウサギを作りました。(切れ込みを入れて、中に入れこむ)
海老の煮しめ
特にお食い初めメニューではないのですが、家族みんなエビが好きだし、
去年のお正月に作っておいしくできたので作ってみました。
はらわたをとり、つまようじで形を固定して調味料と煮込むというものです。
ケーキ
安定のシャトレーゼです。
チョコとクリームのものにしました。上の娘が大喜び!
ケーキは赤ちゃんは伝統的なアイテムではないけれど、あると記念の写真も映えます♪
お食い初めの儀式
本来ならば、その場にいる年長者の女性が赤ちゃんに食べさせるフリをします。
順番は、
これを3回繰り返します。
そして最後に、歯固め石にお箸をちょんちょんとつけて、その後赤ちゃんの歯茎に
「じょうぶな歯が生えますように!」と願いを込めてあててあげます。
海外の自宅で気軽にやるヒント
うちの場合、祝箸・歯固め石・鯛の飾りなど手が回らず揃えられないものもたくさんありました・・・。
(写真に写っている鯛に添えてあるのはカレーリーブ。笑)
時間があればダイソーなどに行ってご祝儀袋の水引部分を飾りに使いたかったのですが、余裕なし・・・。
歯固め石はAmazon Japanなどでも売っていたので、前もって注文しておくのも良かったかもしれません。
もしくは、お宮参りを実家の家族が代わりにやってくださるなどのケースはその時に石を拝借して、
実家からの送付物に入れてもらうのもいいかも。
赤ちゃんが生まれた地の神様にお参りして石をお借りし、使ったら煮沸消毒をして返すという方もいるそうですが、シンガポールでお参りするのは難しいですものね・・・。
どこまでが伝統的な儀式としての許容範囲か・・・捉え方は人それぞれですね。
余力があればこういうのを用意してもいいかも!
歯固め石セット
これ、歯固め石やお祝いのお箸などが入ったセットです。
価格がお手頃だし、買おうかと思ったのですが思いついたときは発注が間に合わず・・・。
ベビー服
↑写真を残すのでこういうベビー服も注文して準備しておきたかった!
↑男の子用もかわいい。
我が家は結局、お出かけ用の服にマールマールのエプロンを着せて臨みました。
今調べてたらものすっごく安いのが出てきてビックリ。
MARLMARLのエプロンって5,000円くらいじゃなかったですっけ・・・?アマゾンなんでこんなに安いの?海賊版(? _ ?)
スタイも出産祝いでいただいた名前入りのマールマールスタイをあわせました。
お部屋のかざり
私はこれとそっくりなものをLazadaで注文しました。
Lazadaでは、丸い紙の飾りが10ドル前後で数字のバルーンがばら売りで4ドルくらいだったと思います。(プラス送料)
こっちの方が内容が豪華そうで、アマゾンジャパンで他の商品とまとめ買いしても良かったなと思いました。
食器
食器もアマゾンジャパンで売っていました。
↑こちらは女の子用。
↑こちらは男の子用。
↑普段使いもしたいならこういったものもいいと思います。
こんな感じでかわいく盛り付けできるようです。
うちも出産祝いでagneyの名前入り食器セットをいただきましたが、使うのがもったいなくてうちはおままごと用として使っています。(←そっちの方が長く使えると信じてる・・・!)
お食い初めを海外で行った感想
日本にいれば、レストランに行って行ったり、
お食い初めセットの宅食で、鯛やハマグリなどをもっと気軽に手に入れたりできたのでしょう。
我が家はこの地で用意できる無理ない範囲で用意しました。
お部屋を飾りつけして、
お食い初めの儀式(年長の女性が決められた順番に赤ちゃんに食べさせるフリをする)をして、
家族みんなで和食を食べて、ケーキを食べて、写真を撮って、
我が家なりの良い記念になりました☆彡
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