シンガポールのローカル保育園(幼稚園)に生後18ヶ月のときから娘を通わせています。
ローカル保育園って何をするんだろう?
という方の参考になればさいわいです。
筆者は、日本にいたとき保活激戦区に住んでいました。娘が0歳のときから20園近くの保育園を見て回り、区役所には13希望まで出して、第4希望の保育園に受かった経験があります。
結局、日本の保育園には半年くらいしか通わなかったのですが、シンガポールの保育園との比較も交えてお話ししますね。
今回1月にローカル保育園のオリエンテーションがあったニャ。そこで聞いたPre-Nurseryの内容を話すニャ
なお、日本にもシンガポールにもいろいろな園があるので、私がここでお話ししていることは、一例の参考程度にしてくださいね。では行きましょう~。
【保存版】シンガポールローカル保育園の探し方【生後18ヶ月から利用している筆者の経験談】
シンガポールのローカル保育園/幼稚園の内容!こんなことするよ
結論からいうと、シンガポールのローカル保育園はお勉強要素が日本の多くの保育園よりたくさんあると感じます。
一方で、日本の保育園は、生活習慣やお友達とのかかわり方などにより重きを置いているところが多いです。
シンガポール保育園 クラス分け・進級のしかた
ちなみに、娘が通っている園のクラス分けはこんな感じ。園によっては呼び方やクラス分けが若干ちがいます。
プレナーサリー1: 生後18ヶ月~2歳
プレナーサリー2: 2歳~3歳
ナーサリー: 4歳
キンダーガーデン1: 5歳
キンダーガーデン2: 6歳
娘は今回プレナーサリー1からプレナーサリー2に進級しました。
MOE Frameworks and Guidelines
Frameworks and Guidelines (moe.edu.sg)
私は、全部は読んでません^^;
シンガポールの保育園でやること② 教育系カリキュラム
鍛えたい力
- 社交性を身に着ける(ごめんなさい、ありがとうなどを言うことやお友達とおもちゃを共有するなど)
- 音楽(いろいろな楽器に触れる。パーカッション楽器が主。)
- アート(いろいろなアートのテクニックをやってみる)
- 巧妙性(ボールを投げたりなど、身体をコントロールする力を身につける)
- 身の回りのもの・ことに興味をもつ(時事問題について写真を見せながら話しして、子どもは理解したことを絵にかいてもらう)
言語
- 5語(I like xx because~.など)を話せるようになる
- Please sit. Drink waterなどの先生の指示をよく理解する
- アルファベットの文字とフォニックス
- 自分のことについて話す
- AB Patterning (形や色のマッチング・ロジカルシンキングなど)
シンガポールの保育園でやること② お昼寝や食事
お昼寝は18ヶ月のころから2時間くらいとっていて、3歳児クラスでも変わらないようです。
食事は朝ごはんにサンドイッチやコーンフレーク、
お昼にヌードルや白ご飯にお肉や野菜が混ざっているもの、
お昼寝あとのTea timeにミルクやパウンドケーキなどをいただきます。
シンガポールの保育園でやること③ 遊びやその他
- お散歩
- 提携している屋内プレイグラウンドでの遊び
- プール
- フィールドトリップ(科学館などに遠足)
シンガポールの保育園では誕生日会は親ががんばる
1週間前くらいに先生に「誕生日会をやりたいです」と相談して、必要なものやクラスの人数などを確認します。
多くの場合はクラスメイトそれぞれに配るちょっとしたプレゼントとケーキを指定された時間に持ってきて、保育園(幼稚園)でお祝い。
うちの園は捨てることができる紙皿やフォークなども必要です。
ケーキはハラルのものでなくてはなりません。あと、チョコレートやキャンディ、ナッツ類は避けるようにとのこと。
娘はいつの間にかチョコレートや甘いお菓子も食べていたみたい^^;
日本の保育園は親の意向をかなりくみ取ってとっても慎重に食べ物を与える傾向があるのですがシンガポールではそこはあまり気にしない園が多い様子です。
アレルギーがある場合はちゃんと伝えておくといいでしょう。
日本の保育園だと、お誕生日会は全部保育園で完結。先生たち手作りの首飾りをもらって誕生日月の子たちは一斉にお歌でお祝いしてもらったり。
だから、シンガポールのこの習慣にはおどろき。
トイレトレーニングはシンガポールではけっこうゆっくり?
日本では、おむつがとれていないと受け入れてもらえない幼稚園もあるためか、親世代の影響か、早期おむつトレーニングが流行っているためか、割と早めにトイレトレーニングをする人が多い印象です。
一方で、ローカル保育園に通わせているママたちと話していると、おむつはずしはけっこうゆっくり気味。
2歳になるころに、家では尿意・便意を教えてくれてトイレできるときもあるので園でも取り組んでくださいと先生にお願いしました。
でも、トイトレをしているのは娘だけだったみたい・・・。先生も、保育園ではトイレを見せることから始めましょう~とのんびりなかんじ。
今回、プレナーサリー2(2歳後半~3歳のクラス)に進級して、オリエンテーションの中ではじめてトイレトレーニングの話が先生から出ました。
まずは2週間くらい家でトレーニングしてから、尿意や便意をつたえることができるようだったら保育園でもやってみましょうとのこと。
シンガポール人の親からは、「学校から積極的にはやらないんですか?」などの質問が。先生の回答は「まずは家でやってみてくださいね」と。
シンガポールの一般的な家庭は共働きも多くて忙しい人たちが多いから、親がストレスを感じないようにトイレトレーニングはゆっくりめなのかな?と日本人ママ友も話していました。
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