シンガポール駐在中にメイドさん(ヘルパーさん/お手伝いさん)を雇っています。
大きな問題は少ない我が家ですが、いっしょに住んでいて心が少し擦り切れることがあります。
これは、実際に雇うまで想像していなかったこと。

ここに記録しておきます。
メイドさんの問題と自分の問題の境界線に悩む
いっしょに住んでいるし、メイドさんが何か困っていれば手助けしたいし、いい環境にしてあげたいとは思います。
たとえば、職場(我が家)では、
- シェルターではなく、エアコン付き・眺めの良いゲスト用の部屋を使ってもらっている
- シャワーは温水が出る普通のシャワーを使っていいよ、としている
- やることをやってくれていたら、何時間でも途中で休んでいいよ、としている
- 門限は相談してくれたら柔軟に対応している
などなど。
しかし、彼女の問題に関して、どこまで手助けすればいいのやら・・・。
メイドさんの家族の問題
1年間住んできて、色々なことがありました。
- 15歳の息子さんの学費がかかるという相談をされる
- コロナで故郷がロックダウンになり、調理系の学校に行っている息子さんは家で調理器具を揃えなければならなくなったという話をされる
- 家のローンがかかるという話をされる
- フィリピンの年金に相当する定期積み立て額が上がったという話をされる
- フィリピンの台風・洪水で家が流されたという話をされる・写真を見せられる
- 義理のお母さんが亡くなったのでお葬式にお金がかかるという相談をされる
- 実のお父さんが病気になり、入院と手術にお金が必要だという話をされる
話を聞くだけだったら聞けます。心が痛みますが、話してメイドさんの心が少しでも安らぐのなら、聞きます。
普段いっしょにいる彼女がどのような気持ちで過ごしているかも知りたいと思っています。
しかし、何かとお金が関連する問題が1~2ヶ月おきに出てきます。
確かに、彼女より私の方が稼いでいます。でも、私も小さい子どもがいるし、家族4人(夫、私、子ども、メイドさん)の生活費もいるし、出産予定だし、仕事もこのまま働き続けられるか分からないし色々と不安です。
そんな中で、ホイホイと、お金を差し出すことはできません。
折を見て、クリスマスボーナスの代わりにタイミングをずらして給料とは別にお金を渡したりはしますが、いったいどこまですればいいのか、何か期待をされているのかなどが分からずモヤモヤします。
アドラー心理学的に言えば、こういうときも彼女の問題と自分の問題を区切って考えるのが良いのかもしれません。ただ、そこまで割り切れずモヤモヤは継続します。
シンガポール駐在中に雇っているメイドさんとの問題 さいごに
メイドさんといっしょに住んでいると、いろんな問題がありますが、今回は彼女の問題との付き合い方に悩んでいるというお話をさせていただきました。
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