住み込みのメイドさんを雇うことにしました。本当はトランスファー先を探している日本人から紹介してもらう形を狙っていたのですが、タイミングが合わず・・・😢
エージェントにいくのは日曜日がおススメ
シンガポールのことをちょっと知っている人には有名な話ですが、サマセット(Summerset)というMRT駅の近くにラッキープラザショッピングモール、ファーイーストショッピングモール等のショッピングがあり、ここにはたくさんのメイドエージェントが入っています。
職を求めるメイドさんたちの多くは日曜日にそれぞれのエージェントで面接を行ったり、待機していたりします。メイドさんのオフは日曜日であることが多いので、日曜日にはメイドさんたちがいっぱい!友達と街に繰り出してスイーツを食べ歩いたりピクニックをしている姿もこのあたりではたくさん見ます。
メイドさんインタビューで聞いたこと
さて、面接。面接って、やるまではこちら側も緊張しますね。やる前に聞きたい質問を箇条書きにしてメモに準備し、そのメモを持っていきました。
聞いたことはだいたい以下の通り。
・稼いだお金を何に使っていますか。
・宗教はクリスチャンですね、日曜日は教会に行くのですか。
・どんな料理を作りますか。
・前に住み込みをしていた家庭では一人で家事をしていましたか。それとも他にヘルパーがいましたか。
・子どもが泣きじゃくってしまったらどのような対応を取りますか。
・アクセサリーは危ないので外してもらいたいですが大丈夫ですか。
・得意な家事と苦手な家事を教えてください。
・希望の給料は?お休みは?
・何か質問はありますか。
・次の住み込み先ではどのようなことを期待していますか。
一応、毎回自分たちの名前を紹介して、仕事のスコープを簡単に紹介した後に始めていました。「私たちは夫婦二人とも仕事をしていて、娘は保育園に通っています。慣れてきたら娘の保育園送り迎えもお願いすることになるかも。その他、家事全般やお料理もお願いしたいと思ってメイドさんを探しています」のように、かんたんな感じで。
関連記事>>> メイドさんに面接できいた質問例(英語版)
実際に面接をしてみた
経験のあるメイドさんを希望していて、その日は4人面接しました。いろんな人がいました。
一人目、子どもに慣れているとエージェントのお墨付きフィリピン人。笑顔がちょっとうさんくさい・・・
36歳。子どもに慣れているとのおすみつき。料理はそれほどじゃないけど頑張るとのこと。クリスチャン。ちょっと押しが強い印象。契約更新をしなかった理由は雇い主がもうヘルパーは必要ない状況になったからとのこと。面接になって突然笑顔に切り替えた感じがして私はそれがちょっと気になりました。
二人目、料理が得意とエージェントのお墨付きフィリピン人。面接中に涙・・・
37歳。子どもには慣れていないけど頑張る気はある。大きな犬のいた一軒家(普通そういう家は数億する物件なのできっとかなりお金持ち)で庭の世話、洗濯、犬のシャンプー、料理などをやっていた。契約更新なしの理由は雇い主が払えなくなったから。今の給与は月650ドルだそうだが、あとちょっと上げてほしいとのこと。息子も大きくなって学費も要るから、勤め先はいい人たちだったから悲しいけれど、と涙。
月どれくらいほしいの?ときくと、800ドル。た、高っ!!実力もわからないのに150ドルも前より多目に払うのは謎。クリスチャンで日曜日は教会に行くらしい。
三人目、自称家事は何でも大好きフィリピン人。にこやかな感じ
49歳。次の雇い主に期待することを聞いたら、年に一回帰国(雇い主負担、2週間)させてほしいとのこと。雇い主が良くしてくれたらその分がんばりますとのこと。何が「良くしてくれてるか」の基準か難しそうだなと思った。
苦手な家事はあるかという質問に対して、「ないです、全て好きです」と言われ本当かな?と思った。本当かもしれない。ご飯は手当制じゃなく同じものをシェアしたいと思うと伝えると「問題ないです、そんなに好き嫌いはありません」と。 そんなに悪い印象ではなかったけど夫の心にはあまり残らなかったみたい。クリスチャンで日曜日は教会に。
四人目、「マカン・マカン」というインドネシア人。なんて言ってるか全体的にわからない問題発生
34歳。エージェントの人に、インドネシアの子がいるんだけど面接してみる?と言われて、じゃあしてみよっかと会ってみた。イスラム教徒だそうです。
自己紹介してくださいというと、名前も言わず「私には子どもがいます」とだけ。
インドネシアのどこ出身?と聞くと「そうです、インドネシアです」と。あれ?会話が噛み合わないぞ。
前の家ではどんな仕事をしてたの?と聞くと、「朝起きて、料理をして洗濯をして、こんなもんよ〜(like this!)」的なことを言ってるんだけど、聞いていないのにいつのまにかうちでするつもりのタスクの説明(彼女からの提案・・・?)になっていたみたいで、いきなり「ドゥユウライグズプ!?」何度も聞き返して「スープは好き!?」ということかと理解。ものすごいなまりで聞かれてそれからなぜかスープの説明をしまくる。「マカン、マカン!いぇーす、ベイビー!(うちの子どものことを指しながら。)ズープ、グーード(多分、子どもにはスープが良いわよということかな・・・?)」
とにかくトークが止まらない。一生懸命言ってくれていて大変申し訳ないながらも、あまりにも私の話を聞かないのでどうしてこんなに通じないんだろうとこっちは笑いをこらえるのに必死・・・。ところどころで「このとおりよ(Like this!)」とアピールコメントが入る。えぇ!?なんでこんな話の展開になってるんだっけ。
これはもし雇ったらコミュニケーション大変そうだぞ、ということで、失礼にならない程度に聞いて終わりました。
結局だれに決めたのか
ご家庭によっては、一日10人くらい面接する人や何日もかけて面接する人もいるみたいですね。引く手あまたの人はいくつもオファーが来てササっと決まっちゃうので、迷っているうちに他の人に決められちゃうこともあります。もうこれはめぐりあわせとタイミングだと感じました。4人の候補者の中から選ぶのは、おそらく少ない方ではありますがこの日に決めました。
結局人柄から2人目のフィリピンの人。決めた後も、大丈夫かなと色々と心配になっていたのを覚えています。
実際に雇って5ヶ月経った時点の感想はこちら。
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