シンガポールで虫刺されに悩まされている話です。
蚊じゃないのです。現在、冗談じゃなく60ヶ所ほど虫にかまれたような跡が体中にできていて、病院に通っています。
シンガポールで虫刺され。蚊ではない
シンガポールのとある公園で、蚊に刺されたようなぶつぶつを発見
ある日、公園で「ん?かゆい。」と思ったんです。
すると、左腕に蚊に刺された跡のようなぶつぶつが4か所も。
えーー。なにこれ・・・。
Mosquitoes really like you.
広がるぶつぶつ。さすがに蚊じゃないよなと思い始める
夜になるまでに、蚊に刺された跡のようなぶつぶつは、膝うら、ふともも、おしり、背中、腕などにどんどん出てきました。
そしてかゆい!!かゆい!!
正確に数えてはいないのですが60ヶ所くらいの蚊に刺された跡のような湿疹。
蚊じゃないなら何なのか勝手に考察
ちなみに私は肌が弱く皮膚科通いは日本からよくやっていました。
ダニだと噛まれた箇所の穴が2つ、蚊だと穴は1つと先生に教えてもらっていたので、刺された跡をよくよく観察。
穴は1つ。蚊!?
でも、そんなに蚊の大群に向かっていった記憶も奇襲された記憶もなし。
次に考えたのは妊婦しっしん。わけもなく妊婦に出てきてものすごくかゆくなるアレです。
でも、前回の妊婦しっしんはお腹に出てきたな・・・。
体中に出てくる妊婦しっしんもあるのかな、と疑問に思いながら、とにかく皮膚も得意なGPクリニック(特定の科でなく、一般的な症状をみてもらうクリニック)を訪問。
シンガポールのGPクリニックで蚊ではないと判断
GPクリニックの先生は頼もしい感じでした。
まずお腹をみて、お腹にしっしんは無いので妊婦しっしん(PUPP/Pup Rash in Pregnancy)ではないと判断。
そして、考えれられるのはSand flyかBed bugだといわれました。
虫の画像やしっしんの画像をこの記事に載せるのは抵抗があるので、気になる方はググってみてください!
公園に行ったか、家族に同じ症状の人はいるかなどをヒアリングされました。
そして、原因はハッキリしないけれど、
対処方法はいっしょだと説明してくれました。
Sand fly, Bed bugにかまれた場合の治療
保湿性のあるボディウォッシュで洗う→クリームで保湿→ステロイドの軟膏を刺されたヶ所につける
かゆくてたまらなかったらお薬を飲んでもいいけれど眠くなるし妊婦はあまり使わない方がいいといわれました。
お薬を一式いただいて、現在治療中です。
幸い、先生いわく、sand flyもbed bagもウイルスを運ぶ系ではないとのことです。
虫(Bed bag, Sand fly)について、もらったアドバイス
公園に行った日から症状があったのでSand flyかなと思いつつも、Bed bagだったらこの先ずっとこの症状が続くのではと怖くなって、先生に対策を聞きました。
先生いわく、
「Bed bagを疑うのなら、まずシーツを白にかえてください。
白いシーツだったら、虫がよく見えます。肉眼で確認できる(小指の爪の先くらいの大きさの)虫です。」
とのこと。
また、Bed bag Trapというゴキブリほいほいみたいな罠も売っているのでこれを使うのと、
Bed bagはペパーミントが苦手なのでアロマオイルを使ってみるのはどうかと勧められました。
(ミントは妊婦NGなアロマだった気がしますが・・・汗)
シンガポール人の同僚たちに今回のしっしんのことを話すと、
「シンガポールは日本と違って熱帯なんだから、虫よけスプレーをして常に気を付けた方が良いよ。Bed bagって、別に一般的な虫じゃないけど、経験はある。あれがいたら、最後の一匹までやっつけないとずっと悩まされることになるよ。」
とアドバイスをもらいました。
虫よけスプレーしてたんだけれど、ワンピースにサンダルで草むらに入っちゃったりして無防備でした・・・。気が抜けていたなぁ・・・。
シンガポールで気を付けるべきは蚊だけじゃなかった
私はいつもデング熱が怖い・・・と思って蚊に警戒していました。
しかし、今回のことで気を付けるべきは蚊だけじゃないのだなということを実感しました。
今回は自分だったから良かったけど、子供が刺された場合を想像するともっと怖いです・・・。
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