ここにきて本気で悩み始めました。
今回は私の心の内をすなおに吐き出す場にさせていただきます。
それは、育休について・・・!
なお、育休関連の私のつぶやきについていただいた日本人ワーママたちの反応や同僚の話なども混ぜますね。

考えれば考えるほど気が重たくなります
シンガポールの育休制度
シンガポールでの育児休業(育休)は、
- 外国人の場合基本合計12週間(有休8週間+無給4週間)
- シンガポール人の場合は合計16週間
※会社によって、もっと育休をくれるところもあります。
ちなみにここでいう、育休は、産む前も含めた期間。つまり産前産後の合計です。
詳しくは、こちらの政府のサイトで確認できます。
Maternity leave eligibility and entitlement (mom.gov.sg)
1人目出産のときに日本で育休を1年間近くとっていた私からすると、この期間は本当に短い。
安産でしたが、保険が下りるほど割けたし(笑)、後で母子手帳の記録をみると大量出血と書いてあったのでダメージはけっこうあったようで、子を産んでから初めの1ヶ月は子どものお世話以外ほぼ動けず・・・
やっと活動できるようになってきたかなというのは3か月目頃からでした。
それでも子どもはよく起きる子で、親は夜は眠れないし、産後の関節ゆるゆるのためか肩と膝が曲げるたび激痛。
今思い出しても、暗黒時代で、(子どもはかわいいけれど。)
とてもじゃないけれど、あれでフルタイムのお仕事をできる状態ではなかったと思います。

日本の育休制度には本当に助けられました!働いていなくても手当の数十万が定期的に入ってくるのもかなり嬉しかった!
シンガポールの勤め先で置かれている状況
会社に勤めると決めたときは、子どもを産む前提で働いてはいませんでした。
私は1年ごとに会社と雇用契約とEPビザを更新することにしていて、つい先々月に更新してもらったあと。この更新についても、偉い人たちが時間をかけていろいろと相談してくれていました。
しかもここ数か月、ボスは新しい人は雇えないから今いるメンバーでこうしていきたいなどの意向もシェアされてきました。
- こんなに短い育休を実際に取るとは思っていなかったし、育休期間を交渉するとボスに変に思われるかなと思ってとりわけ言及しなかった
- せっかく雇用契約とビザを更新してもらったのに申し訳ない
- 自分が抜けると今いるメンバーの負担がさらにかかってしまうかもしれない
- 以前、日本からシンガポールに来るときに転職活動をしたときは同じような条件で同じようなポジションがなかなかなさそうだったので一度仕事を離れると同じようなことをするのは難しいかも・・・
そんな思いが心にズーンとのしかかります。
もし、アドラー心理学的にいうならば、「自分が抜けるとメンバーに負担がかかる」や「ビザを更新してもらったのに申し訳ない」などは、自分の問題でなく他人の問題なので切り離せとなるかも。
が、やっぱりとっても良くしてもらったのにそんなにクールには切り離せません。
シンガポール在住日本人の方々の育休トピックへの反応
SNSで胸の内をポロリと言ったとき、ワーママさんたちから色々な言葉が返ってきました。
私は再就職しやすそうなので辞めました。悩みますよね。
20週で復帰しましたが子どもが風邪をひくと在宅勤務で子どもと一緒。死にそうです。
産後休、私も8週間だけでした。その後いきなりフルタイムだし。離職するの怖くてインファントケアに入れましたが辛すぎて下の子の時は仕事を辞めました。
一人目は退職しましたが、次の子の時はどうするか悩みます。
いやーーー、みなさま、悩みますよね(涙涙涙)
私の知っているシンガポール人ワーママ
シンガポール人の私の一番近い同僚は同い年で4歳児と0歳児のママです。
彼女とは出産前からいっしょに働き始めました。というか、彼女の引継ぎを受けました。
みていると、育休が短いため、産むギリギリまで働いて、
産んでからは実家で過ごしながら産褥ナニーさんに1ヶ月来てもらって、その後はお母さんの手を借りながら産後20週目くらいに復帰しました。
インファントケア(2ヶ月~18ヶ月向けのいわゆる保育園)はたいていの場合順番待ちだそうで、なかなか入れず、
授乳もインファントケアに入れ始める1歳近くまでやっていました(在宅ワークでラッキーでしたね!)。
入れたら入れたで、1ヶ月に1~2回くらい風邪を引き、病院に連れて行ったり、在宅ワークをしながら子どもをみなければならなかったり・・・。

We really don’t have our own time le.
更に寝かしつけは車でドライブが一番効くからと、夜な夜なドライブにけっこう出かけるみたい。。。
日本もシンガポールもあまり変わらないというか・・・・。赤ちゃんがいるってそうだよね、簡単じゃないよねと思います。
他の方の記事を見て、「んんん!?」と思った点
余談ですが、次に引用しているとある記事を読んで違和感を覚えました。
母乳は2ヶ月しかあげないーー
シンガポールに来た後に外国人の働くママ達と話を重ねるにつれ、変な罪悪感はすっかりなくなっていきました。
「母乳は出ないからミルクだよ。ヤギの粉ミルクが母乳に近くてうちの子どもは好きだよ」
「2カ月しかあげてないわ。チャイニーズセレブリティは母乳なんてあげないんだけど」引用:シンガポール”産休3カ月”復帰社会の幸せ | (3/3) | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン) | “女性リーダーをつくる”
私が知っているシンガポール人たちは、普通にバリバリ働いている庶民なので感覚が違うのかもしれません・・・~~;
母乳育児は無理やりやめようとはせず子どもが欲しがっているならあげる人もよくききます(ミルク代が高いからかもしれませんが)。
こちらに来たばかりのころは、当時1歳半の娘の様子をよく聞かれました。
ボス:「チャイルドケアはどんな感じ?先生たちはよさそう?」
私:「初めはやっぱり泣いちゃうけど、仕方ないね。時期になれるだろうから。」
ボス:「日本人はどうなのかよくわからないけれど、シンガポールの人はだいたい、子どものことはすごく気にするわ。お嬢さんも環境に早く慣れてくれればいいけれど・・・。」と。
ヘルパーさんにお任せしっきりな家族もよく見ますが、子を想う親の気持ちはシンガポールも日本もそれほど変わらないように感じることも度々あります。
シンガポールの主婦、育休の短さに驚愕・・・まとめ
今回は、とりとめもなくシンガポールの育休制度・育児について思うことや自分の迷いの記録を書きました。
今後どうしていくか、じっくり考えます。
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