TOEICで得点を上げるにはコツがあります。
昔、大学で下級生にTOEICの授業(課外活動みたいな感じで)をさせてもらっていた経験から、TOEICで高得点をとるコツをまとめてみたいと思います。
普通に高得点が取れる人は読まなくていい記事ニャ。
この記事は、現状450~500点くらいとれる人が700~800点くらいを目指すという場合むけ!
恥ずかしながら、私が過去に使っていた自作の単語帳も後半で公開してみます。
模試問題集を時間内に一度やってみる
本番の試験を受ける前に、これまでTOEICを受けたことがない人は絶対に模試問題集を一度、時間をはかって解いてみましょう!
どこが弱いか、どこで時間が足りなくなるのか、己を知りましょう。
TOEIC Partごとのコツ 【リスニング編】
TOEICはPart1~Part7に分かれています。
Part1~Part4がリスニング、Part5~Part7がリーディングです。
TOEICリスニングのコツは、何を聞かれているのかを常に意識すること!
TOEICリスニング Part1のコツ
写真の説明文として適切な答えを選ぶ問題です。
リスニングの中では一番得点がとりやすいパートなので「できるだけ間違えない」を意識して取り組みましょう。
Part1が苦手な方は過去問題集を使って練習しておきましょう。
TOEICリスニング Part2のコツ
英語の質問を聞いて、適切な答えを選ぶ問題です。
それが聞き取れるだけで、回答がある程度しぼれるように。
A. Next to the water fountain.
B. I’ll send the fax tomorrow.
C. By Wednesday.
「どこ?(Where)」と聞かれたら場所が回答になるって分かりますよね。
逆に、質問と同じ単語や似た発音の単語が入っている選択肢はひっかけ誤答なことが多いニャ。
TOEICリスニング Part3、Part4のコツ
会話やスピーチを聞いて質問に答える問題です。
このあたりから難しいと感じる人たちが多くなってきます。
そして、分からなかったらもう考えずに切り替えて、次の問題の選択肢を読み始めちゃってください。
何の会話かまったく聞き取れない人は練習不足な場合が多いので、問題集を買って、CDと同じように読み上げれるようにシャドウイングを繰り返すのがおすすめニャ。
TOEIC Partごとのコツ 【リーディング編】
TOEICリーディングのコツは、とにかくできるだけ読まないで解く!そしてできるだけ苦手な問題に時間を残してあげること。
どうやったら読まなくてすむか、早く解けるかを中心にお話ししますね。
なお、以下の例文はこちらから引用しました>>>【公式】サンプル問題|TOEIC IIBC (iibc-global.org)
TOEICリーディング Part5、Part6のコツ
穴埋め文法問題です。
できれば穴埋めしなきゃいけないところの周辺だけ見て選択肢から答えを選ぶということ。
例えば、
問:Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily ——-.
(A) complication
(B) complicates
(C) complicate
(D) complicated
主語(○○が)と述語(□□だ/△△した)が何なのかを見極めてください。that説の後に主語+動詞となっているはずです。
主語は、”mobile devices”で、術後は”are”と来ているます。
また、選択肢を見ると、同じような単語が並んでいます。areの後に来る形を選ぶだけです。
モノが「複雑にする」わけはないのでBとCはすぐに選択肢から消せます。
正解は、受動態のD”complicated”「複雑にされている」です。
もう一問、見てみます。
問:Gyeon Corporation’s continuing education policy states that ——- learning new skills enhances creativity and focus.
(A) regular
(B) regularity
(C) regulate
(D) regularly
thatの後が空白になっていますね。こちらもthatの後に主語+述語が来るはずなのでそのつもりで後半を読みます。(前半はチラ見だけであまり読みません。)
すると、”learning new skills”が主語で”enhances”が述語ですね。
ということは、”learning new skills”を説明する形容詞が空白に入りそうですね。
形容詞としてここで適切なのは”regularly”のDだけです。
こんな感じで、読まなくてすむところは読まずにどんどん問題を解いていって、後半の長文問題での時間を確保しましょう!
TOEICリーディング Part7のコツ
長文読解問題です。メール、パンフレットなどを読んで問いに答えます。
ここで時間が足りなくなる人がとても多いです。
答えに関係のなさそうなところは読まなくてOK!
Part7の良いところは、答えは探せば文中にあるってところ。
TOEICコツのQ&A
TOEIC受験者からよくある質問に答えてみたいと思います。
【リスニング】何を言っているかさっぱりわかりません
①単語の語彙力不足&②英語のリズムに慣れていないのが原因の場合が多いです。
①単語の語彙はTOEIC用の単語テキストを買って集中的にやるのがおススメ!小さいノートを買って、自分で単語帳を作るのもいいです。その場合、スペルを書けなくてもOK!英単語を見て意味・発音が分かるだけでOKです。
隙間時間を活用してちょこちょこ覚えていきましょう
②英語のリズムをつかむには、シャドウイングが一番。CDのネイティブになりきってCDのいう通りに文章を読み上げる練習を繰り返しやってみてください。
【リスニング】この単語なんだったっけと考えているうちに次の問題がきけなくなってしまいます
だれもが通る道。リスニングで分からなかったら、潔く何かしらにマークシートを塗りつぶして次の問題に備えましょう(問題を読み始めましょう)!
切り替え・諦めも肝心。
【リーディング】文法問題の答えが分かりません
文法問題はできるだけ読まないといったものの、それができるようになるためにはある程度の基礎知識も必要。
本当に文法問題が解けない人は、TOEIC用のテキストで練習するのがいいでしょう。
決まった言い回しは自分で作る単語帳にストックしておくのがいいでしょう。
高校生が使う『Nextage』(書籍名)があれば、それでも十分に対応できます。
【リーディング】時間内に解き終わることができません
単語の語彙力不足の場合が多いです。
TOEIC用の単語帳を買って集中的に勉強するか、自分用のノートを作って問題を解きながら分からない単語をどんどん覚えていきましょう。
TOEIC受験で役立った私の単語帳紹介
凡人な私が学生の時に作って作っていた単語帳のを恥ずかしながら紹介します。
作り方&使い方は、次のとおり。
①問題を解いていて引っかかった覚えたい単語を左側に書きます。
②日本語の意味を右側に書きます。この時、日本語でも意味が分からないときは自分でメモしてOK。当時、恥ずかしながら「額面金額(denomination)」の意味が分からなかった私は、「小切手とかに書いてある金額」と自分で補足説明をメモをしていました。
③次は暗記!右側を隠して、意味が分かれば色付きのペンでチェックしていきます。一通りやったら、2回目は別の色のペンでチェック。これを繰り返していくうちにどうしてもなかなか覚えられない単語も出てきます。3回目はなかなか覚えられない単語だけ別の色でチェック。これを繰り返します。
暗記は、アルバイトの休憩時間や電車での移動時間などの隙間時間にサクッとやっていました。これを3ヶ月集中してやるだけでも全然違う!
当時は『TOEICリーディングスピードマスター究極のテクニックPart7全問回答で900点』というテキストを使っていましたが、10年も前のことなので古すぎて売っていない様子です。
自分のレベルに合いそうなものを選ぶといいです。
何からやったらいいか分からない人は、公式問題集がおススメ。TOEICでは同じような単語が何度も出てくるニャ。
TOEICのコツをTOEIC900点越えの天才肌じゃない駐妻がおしえる まとめ
いかがでしたか。今回は、
・私のような凡人がどうやってTOEICを勉強したか
・これまで色々な方の相談に乗ってきて分かったこと
を紹介してみました。
英語を話せなくてもTOEICの点数をのばすことは可能です。しかも、高い点数を取っておくと、日本では色んなメリットを享受できます。
あなたに合った勉強法が見つかりますように!
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